昨日、今日と模試を返しています。生徒たちからは「やばい~」とか、「がんばらんといかん」といった反応が見られます。

そうです。たいていの子どもは勉強をどうでもいいものとは捉えていません。彼らはなぜか勉強を「やらなければいけないもの」と捉えています。でもそのメリットがなかなか見えてきません。だからやる気が出てきません。やるメリットがわからないのです。

大人はたいていの場合、勉強をやるべきものと考えています。それは勉強をする中で身についていく「読み取る力」、「聞く力」、「伝える力」、「考える力」、「最低限の知識」などが生きていくうえで大切だと実感しているからです。でも、それを実感したのはたいてい大人になってからで、子供にそれを説明してもなかなか伝わらないことが多いです。

先日模試を返しながら、子供たちが自主的に勉強に向かう、つまり勉強にメリットを感じられるようなアイデアを一つ思いつきました。賛否あるかもしれませんが、良いと思ったら試してみて、結果がどうなったかも教えてください。

すみません。思いついただけで試していませんので、これによって悪い効果が出ても責任はとれません(笑)

名付けて「ローリスク・ハイリターン作戦」です。
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ローリスク・ハイリターン作戦



①達成条件の決定
まず子供と親とで話し合って達成条件を決定します。例えば、テスト週間に入るまでに毎日家で1時間以上は勉強をするとか、この問題集のここからここまではすべて一人で解けるようにするとか、なるべく生徒の意見を尊重しつつ、今まではやったことないけど、がんばればきちんとできるなという勉強の条件を決めます。条件は1日当たり何ページとか、日割りで確認できるようにします。

②お金を預かる
次に子供からお金を日割りで預かっていきます。例えば毎日100円ずつ子供から預かります。こちらも子供と親との間で条件面と合わせていろいろと話し合って決めると良いでしょう。

③報酬or没収
最終的に目標が達成されたら、その倍の額を子供にリターン、達成できなかったら預かったおお金は没収です。倍にするのか+○○円にするのか、お金以外の報酬にするのか、そこもいろいろと話あって決めると良いと思います。

※注意点
一つ注意点を出すとしたら目標は結果ではなく、過程に対して設定するといいです。勉強の内容について設定すれば、子供は自分のがんばりでそこを達成できます。それに対し、結果に目標を設定してしまうと、それが達成できるかどうかが、子供のがんばりと関係なくなってしまいます。




よく「ご褒美を設定してする勉強」がいい勉強か、悪い勉強かという話があります。ただ僕の中にはそれがいいとも、悪いとも言い切れない部分があります。自分のための勉強なんだからご褒美をあげる必要はないという意見はわかりますし、10年後の遠い将来のためなんていう理由よりは、2週間後にお金がもらえる!の方がやる気が出るのも間違いないでしょう。

今回の作戦はまだ試したことはないのですが、僕は良いものなんじゃないかと思います。理由は2つ。

一つはきちんと子供にもリスクがあること、求めるだけで何かがもらえるなんて甘いことは世の中には無いってことを早くわからせてやったほうがいいと僕は思っています。美味しい思いをするにはそれなりのリスクをとるべきだと知らせるいい機会なんじゃないかと考えます。あとそのほうが親側も素直にご褒美が出せるかな?と思います。

もう一つの理由は様々な条件を親との間で話し合うことが、普段話さないようなお金に関する価値観を伝えるいい機会になるのではないかな?という部分です。

お金は生きていくうえで必要なものであり、大切なものです。だからこそその価値を知っておくべきなんじゃないか?と思います。

途中赤字でも書きましたが、特に中1や、中2は目標を結果ではなく、過程におくようにすると、それ以降の勉強が良くなっていきます。結果では極端な話、努力せずに達成できることもありますからね。大事なのは子供たちが成長することだと思うのです。




最近はまっているのが四星球のクラーク博士と僕です


今年のCDに入れる候補です
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