あさひなぐというマンガを読み返しています。本当に面白い漫画で、読み返すスピードがどんどん加速しています。1巻から3巻あたりまではパッとしない、よくあるマイナースポーツ(なぎなた)を題材にした惜しい漫画みたいな雰囲気もあるのですが、10巻を迎えるころには面白さがすさまじい勢いで加速しはじめ、現在26巻その面白さはとどまるところを知りません。

あさひなぐ

僕はアイドルにはうといのですが、乃木坂が主演で実写映画化もされていましたね。原作は好きなので気になるところです。また見てみなくては・・・

このマンガの魅力はわき役の心情をきれいに描き切っていることです。

日本一にまでなりながらなぎなたから離れた監督のやす子

部長でありながら、部員を実力で引っ張れず悩むえり

がむしゃらにがんばる主人公あさひに追いつかれ、追い抜かれることに焦り、悩む同級生の将子とさくら

圧倒的な強さを持ちながらも選手生命をかけたケガを負う真春

・・・

それぞれの立場で、それぞれのキャラの持つ感情が見事に描かれるさまは、最近の作品で言えばちはやふるにつながる魅力がありますし。過去の名作と比較すれば松本大洋作のピンポンとも通ずるものがあります。ええ僕の勝手な意見です。でも、ただの努力礼賛の漫画ではないのは間違いないです。努力しても、届かない。でもそこからどうするか?それが描かれているのがすばらしいと思うのです。あ、同じ理由であひるの空も大好きです。

読んだことない人はぜひこの機会にお読みください。だまされたと思って10巻まで。全ての大人が通ってきたであろう感情がそこには描かれていますから。



ちょっと漫画の話が長くなりましたね。ここからは勉強の話(になるはず)です。

この作品の中で語られる名言の一つにこんなものがあります。

日頃のどんな努力も才能も
この線の内側には入れない
持っていけるのは自分の心と体だけよ
弱ささえ置いていくことができるわ


試合中の選手は孤独だということです。それが団体戦であろうと、どれだけ仲間と鍛錬を積み重ねてこようと、本番は一人で戦わないといけません。これって勉強、いや塾と似ているなと思ったわけです。

いま、塾では、生徒たちが毎日テストに向けて勉強を頑張っています。蒼心塾という場所に集まった生徒たちが学年の壁を越えて一緒に勉強をしています。家ではできない勉強も、塾に来て周りの同級生と一緒だから頑張れるわけです。周りの力を借りて、自分を成長させていく。塾は、ガチンコはそういう場所だと思いますし、今後もそういう場所であってほしいと思っています。

それでもテストを受けるときは一人です。そこはこれまで積み重ねてきたもの、自分の体に身についたものだけが役に立つ場所です。今回のテストで改めてそのことを学んできてくれたらなと思います。

間違った努力では何も身に付きません。何時間がんばったかは本質的に何の意味もないのです。塾で長時間勉強しているだけではだめなのです。一人で解けるようにならなければいけないのです。そのための勉強でなくてはいけないんです。

なかなか中1生はここに気づけません。特にこの時期はそうです。でも僕はそれでも仕方がないとも思っています。だって初めてのテストですし、まだまだここからテストは続いていくからです。今回のテスト勉強で何が良かったのか、何が足りなかったのかを学んで、次につなげていってほしいと思っています。

結果が良かった、悪かったで終わらないように、成長につなげる声掛けを今後も意識したいと思います。そして一人で戦える力を身に着けさせられたら、普段からマンガばかり読んでる変な塾の先生の塾に通ったかいがあるのではないでしょうか?

今日はこのへんで。明日は講師たちと体育祭を見に行きたいと思います。
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